大学3年生が「就活セミナー」とやらに軽はずみな気持ちで初参加した結果




 

早いもので、僕もとうとう大学3年生。しかも5月。

漠然と「就活」という2文字が、浮かんでは消える時期。

そして結局、何も行動せず1日を消化する日々。Yeah。

 

 

ちげぇ!!

 

(!?)

 

 

そう思った僕は「とりあえず就活の雰囲気だけ味わっとくか」と、ネットで見つけた就活セミナーに軽はずみな気持ちで参加してみました。

といっても僕、実は1年休学する予定なので実際に動き出すのは来年でも良い気がするのですが、まあ「雰囲気だけ」ね、味わうだけ。ちょっとだけね。早い方がいいでしょ?うん…(?)

 

ということで今回、そこで何が起こったのか、何を得たのか、一部始終を報告してく所存であります。

 

就活に漠然とした不安を持つ学生は、この記事を見て何か得るものがあれば(失うものもあるかもしれません)と思います。

では参りましょう。

 

ビビりながらセミナーに予約。そして当日。

「評判上々!」「普通なら3000円かかるのを今なら無料!」このような謳い文句をひっさげたセミナー(だいぶ言い方にトゲがありますが)があるとネットで知りました。

普段から情報収集という名のネットサーフィンに明け暮れる僕は、「まあこれなら無料だし近いし行ってみるか!」と手を震わせながらセミナーに予約。

そして当日、友達も行くというので2人でビビり、体をクネらせながら会場へ。

 

会場の異様な空気感

会場に入った瞬間、綺麗なお姉さんが笑顔で資料を渡してくれたのです。

この時点で目的を達成した僕は、そのまま帰宅しました。

 

 

ちげえ!

 

 

会場を見渡すと、席は4人で1テーブル。

「むむむ…ディスカッションか何かすんのか?」

この時点で友達は、ビビりながら体の半分くらいは逃げ出してました。

そしてそのまま僕と友達は引き離され、別々の席へ。

 

人めっちゃいるのに超静か。

そのとき「これが就活ってやつか…!」と、就活への第一歩を踏み出し、危ない充足感に満たされた僕はそのまま帰宅しました。(ちがう)

 

「資料は開かず同じテーブルの人と話して見てください」

前のスライドにこう書いてありました。

「なに!?やべえよ、別に友達作りに来たわけじゃねえんだよどうしよ…」とひねくれた思考を持った僕は決して折れませんでした。

 

「(誰が最初に痺れを切らすのか…。)」

4人の間に流れ始める、超絶緊迫した空気感。

 

すると、前の女の子が話しかけてきてくれた。「どうしたらいいんでしょうね^^;」と。

 

天使だと思った。

 

僕は何でこんな殻に閉じこもっていたんだろう。

そこから4人は打ち解けていき、途中参加の2人を加え6人1テーブルでセミナーを受けることに。

 

で、何やったのさ?

おまたせしました。

結局どんなことをやったの?ってのを簡単に言うと、

軽い自己分析や自己PR作成をやりながら、都度ディスカッションをするという感じですね。

ベンチャーなのか、成果主義なのか年功序列なのか。企業の特徴を見て自分に合うか否かを考えます。

過去の先輩の自己PRを見て、どれが良いのかダメなのかを見たり。

一言で言うなら、「THE初心者のための就活講座」みたいな感じでした!僕には優しかったですね。

 

じゃあこれから何すればいいの?

僕が受けたのは3年の5月。

この時期の学生に大事だと言っていたのは、自己分析で自分の価値観を研ぎ澄ませること。そして何かに打ち込むこと。

自分の価値観と、自分が求める要素を持った業界、職種、企業のリアルな現場とのすり合わせが大事です。

あとは時間ねえから何か打ち込め!ってことです。

 

僕の印象では、留学やゼミでもいいですが、特に長期インターンの経験は就活では強そうでした。

でもどれにおいても大事なのは、主体的に行動すること。

自分が動かすって言う気持ちを持って、自分なりに考えて結果を出せれば、それは評価されます。

そんな僕は結果を出せているのか。ハハッ、その話はまた今度にしましょう。

 

出会いがそこにはあった

約2時間の格闘の末、ようやくセミナー終了。

その後、僕のテーブルは割と打ち解けていたので、lineグループを作成し、解散。

しかしこのグループ、もう絶対動かない気しかしない。その場のノリで作ってしまったというやつである。

いやしかし、見方を変えてみよう。

こんな簡単に友達ができるんだったら、「就活で出会い」「就活でナンパ」なんてのは超絶余裕なのではないだろうか?

「就活がきっかけで…」なんてものは一部の一流プロナンパ師による夢物語だと思っていたが、今僕の中で現実味を帯びて来ている。

悪どい思考が、僕を駆り立てる。

 

ちなみに、僕のテーブルにいた人の学歴は慶応、千葉大、筑波大など。

え、僕?この話はもうやめよう。

 

全体の個人的な感想

役に立つし出会いもあるし無料だし良いんじゃね?ってのが僕の感想です。

まあ正直、僕は行く道がある程度決まっていたので確認程度にしかなりませんでしたが、「右も左もわからない!」って人はこういうものにとりあえず足を運んでみるのもありです。

しかし、考えるのは自分。セミナーが全て正しいわけではありません。

 

自分で判断できる力を持てていないと、情報に惑わされて踊らされて狂わされて地を這うことになります。

でも僕みたいなビビりな人は、ここで考えちゃうのでダメです。とりあえず行ってみましょう。

とりあえず動くことから物事は始まります。考えるきっかけくらいにはなるでしょう。

 

さいごに

就活は手段です。

就職することが人生のゴールではありません。

その辺の妙な雰囲気を、僕はセミナーや世の中から感じました。

「就活!面接!企業分析!OB訪問!自己PR!就活!…」と血眼になってしまわないように。

とりあえず動くことも大事ですが、「考えながら動くこと」が大事ですね。

 

ということで、とりあえず寝ます。え。